スペシャルインタビュー MILKBAR |スタジオラグ

スペシャルインタビュー
MILKBAR | スタジオラグ

スペシャルインタビュー MILKBAR

「京都が生んだ新たなミュージック。比べて、驚け。」
京都発3ピースバンドMILKBARが新作「ソーダ水の気の抜けた朝に」をリリース!真似の出来ない3ピースサウンドの新境地へー確かに、新たに、一歩を踏み出した彼らの、決意表明ともいえるロング・インタビュー!

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北小路さんはMILKBARを始めてから、ヴォーカルを始められたのですか?
北小路:そうですね、ほぼ同時期ですね。
MILKBARの結成は2008年ですが、それまでは皆さん別々のバンドを?
寺田:元々ドラムの梶谷とは高校の友達で。色々、コピーバンドなんかもしてまして。。で、今に至ります(笑)
梶谷:ざっくりし過ぎやろ(笑)
この3人が一緒にバンドを始めたきっかけをお聞かせください。
梶谷:ライブハウス「都雅都雅」で、MILKBARとは別のバンドで出演してて、そのバンドが解散して店長さんに「バンドやめます」って挨拶に行った時に、偶然にも北小路さんを呼んでいて。「二人でバンドやれ」って言われて、客席に座らされ、何も知らない二人で語り合ったんです。
北小路:もともと、僕がそれまでやっていたバンドを辞めて、ひとりで曲は作っていてその曲を歌おうと思って、当時からよくお世話になっていた都雅都雅に相談に行った時に梶谷を紹介してもらって。そっからやね。
梶谷:音源もらって、家で聴いて、じゃ一回やってみましょうか、みたいな感じで。
北小路:梶谷と寺田が友達だったので、ベースがいなかったし、ベースを連れてくるわ、みたいになって。その時のメンバーでずっとやってる感じです。
当初から「このメンバーならいける」的な予感めいたものはありましたか?
寺田:まったくなかったです(笑)
梶谷:結成して1年間くらいライブも出来なかったですからね(笑)曲はあったけど、初めてのスタジオとか酷かったです。
北小路:本当に酷かったですね。こんだけ出来ないんだ、こんだけ何もうまく回らない、これはめんどくさいと思ってましたね、全員が。
梶谷:やめるんやったら、せっかくやし1回だけライブしようってライブ決めて、それを目標に半年間くらいああやこうや言いながら曲作ったりして、5曲セットリストができてライブを1本したけど、悲惨でしたね(笑)
北小路:悲惨やったな。
梶谷:なかなか評価が厳しかったりとかで。やめようか、やめまいか、みたいな話をしながら、何かだらだらと(笑)
どこかで「これはいける、やっていこう」的なターニングポイントが?
梶谷:自分らで3人が「これはいいんじゃない?」という曲が1曲出来た気がします。
北小路:今も続いてるんですけど、節目節目に1曲生まれるんですよ。その曲が自分達もかっこいいと思ったし、回りの人からもいいと言われた。から、やってた、っていう(笑)このメンバーじゃないといけないんだっていうのは、あるんですけど、後付けですよね。そういうことがあったからというのも、強いと思います。
昨年10月にはスタジオラグ河原町店のライブイベント「Music Terminal」にもご出演いただきました。ありがとうございました。
北小路:それまでラグさんと絡むことがなかったので、一生今みたいにこうやってしゃべることなんてないんだろうなと思ってたんですよ。だからイベントに呼んでいただいてライブして、今こうやって繋がっているのが、すごくうれしいなと。次に繋がったいい日だったと思います。やっぱりラグさんというと、畑が違うというか。中に入ってみたらどうか分らないんですけど、やっぱり入るまでは何か違うんだろうな、っていうのはあったんで。入ってみたら全然そうじゃなかった、むしろ居心地がよかったっていう(笑)
そのご縁もあってか、北小路さんには先日はばんばひろふみさんのプロジェクトにもご出演いただきまして。
北小路:お客さんも満杯でしたし、面白いことに年齢層も本当に幅広くて。僕らってバンドやっていく中で「ここだよ」ってピンポイントで狙って音を鳴らす傾向があるじゃないですか。ターゲット層って言うんですか?そういうシステムが崩壊された場所でしたよね。誰に何を狙っていけばいいというより、そこにいる人全員に均等に渡すっていう作業が、あの日は必要やったんやなっていう。そういうのが、凄く楽しかったんですよ。ライブハウスという場所では全然起こらへんことやし。それをやって、色んな人に「いい」って言ってもらえた日でもあるから、自分としてもひとつステップアップできた日やったんかなと思います。本当に勉強させてもらった日でしたね。
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