スペシャルインタビュー MILKBAR 4/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
MILK BAR | スタジオラグ
今回の録音についてですが、リズム録りは西院店、ヴォーカルはThe Opening Cloudの小倉君、ミックスはまた西院店ですね?小倉君とはどういう間柄で?
北小路:僕個人としては付き合いとして6年近いよね?都雅都雅で対バンしてましたね。MILKBAR始めてから「エレキ隠し」というイベントが新風館で始まって。The Opening Cloudと2バンドでホストになって、急激にそこから連絡取る様になりましたね。
小倉:元々は去年大阪でワンマンライブで限定CDを発売する、というので「shelly」を録ったんですよ。その流れで、今回の制作に関わらせていただくことになりました。スタジオラグのレコーディングに関しては、今回2回目のセッションになるんですよね?最初が「逃げ出してしまいたい」で。
北小路:いや、その前、はじめに録ったのが西院店にレコーディングが移る前、伏見店だったんですよ。「逃げ出してしまいたい」は別のところで録ったんですよ。で、今作で2回目。
小倉:阪本氏とも2回目のセッションということで、「shelly」から言えば本当に制作期間がすごい長いですよね?その間にもエンジニアサイドでも技術が向上してるだろうし、バンドサイドでも色んな技術が向上してるとか日々進化があると思うんですけど、阪本氏との1回目のセッション、2回目のセッション、2回目のセッションの中でも期間が長いということで、何か前作からの進歩というか「ここが今回は全然違うぞ」という点はありますか?
北小路:「shelly」とか「ルーゼ」「君に涙」を録ってた時の空気感ってすごくいいなと思ってたんです。それは演奏然り、やりたいことがちゃんと見えていたし、阪本さんともいいコミュニケーションで。でもちょっと期間をおいて「ドドメ」とか「腹に精子」とか録った時にちょっと苦労しました。やっぱりこっちが出してみたい音と阪本さんが出したい音っていうのにも、進化したからこそ「ずれ」はあって。そこらへんを「もう1回やり直してみない?」とかいう議論はありましたね。そこでお互い言い争う中で、いい摩擦がおきて意味のある作品だったと思うんです。
西院店のレコーディング環境はどうでしたか?
北小路:いいですよ、大好きです。
ありがとうございます!
北小路:一回別のところに浮気して、また戻って来たのも、ラグの音がすごい好きやったので。今のMILKBARに合うなと思ったので、戻って来て録ったらやっぱり良かった。阪本さんも好きですし、一番安心してやれる場所ですね。
改善して欲しいところなどありますか?
北小路:いや、特にないですよ。阪本さん、ギター持たせたら長いですけどね(笑)セッションし始めるんで。彼にはギターを渡さない方がいい(笑)
7/20がライブハウスではリリース後初のライブですね。
北小路:はい、ワンマンでオープニングゲストに空中ループに出てもらって。
この日はどんなライブにしたいですか?
北小路:やっぱりMILKBARというバンドがひと皮剥けて「これだ!」というものをちゃんと見せられる日だと思うんですよ、その日1日。受付済ませて足を会場に踏み入れた瞬間から、MILKBARというものがメッセージをしてる、色んなとこから飛んでくるような。音だけじゃなく世界観として提示出来るものがやっと出来る日だと思うので、そこらへんを期待して欲しいですね。ここからMILKBARというものが出て行くっていうのが。いい気合いで臨みたいですね。
梶谷:タワーレコードの特典で、CD買ってくれた方は無料でご招待します!だからこそ、その日に初めてMILKBARを見る人も来られると思うし、ビシっと僕らの中でも「これが俺らや」みたいな曲しかやらんとこっていう話はしてますね。新しいお客さんも古くからのお客さんも両方楽しめるライブがしたいなと思ってますね。
PVについてお伺いしたいと思います。これまで録られた作品は2つですね?
梶谷:「ルーゼ」と「君に涙」ですね。
両方とも馬杉さん制作ですね。お付き合いは長いのですか?
梶谷:新風館のイベントがきっかけで紹介してもらったんですよ。僕らもやったことなかったし。馬杉さんも初めてやるからお互いうまいことできたらいいですね、みたいに息が合って。でやりましょうって撮ったのが「ルーゼとフランと美しい雨の街」ですね。それは試行錯誤しまくって撮ったというか。こうでもない、ああでもない言いながら。
「君に涙、僕に涙」はまだ公開されていませんが、公開予定でよろしいですか?
梶谷:まだ仮という状態です。
今後はPVにも力を入れていく方向ですか?
北小路:入れていきたいですね。
梶谷:撮りたいですね。曲が「ルーゼ」は特にですけど、映像があることで全然聞こえが変わってくると思うんで。そういうことも今後出来るんであれば、映像と音を一緒に作って、映像と同期の作品とかね、作ってみたいと思いますね。