スペシャルインタビュー モーモールルギャバン 9/10|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
モーモールルギャバン | スタジオラグ

【ツアー『31歳、それでも若さを叫ぶ!!Too-Ah!!』】

「ライブをする」という事に関して、ワンステップ高みに登ったのかなという実感がある

さて、そんな新作を引っ提げての大規模ツアーを行っている真っ最中のモーモーさんですが、今回のツアーの見どころ、聴きどころ等をお教えください!
ゲイリー: う~ん…見どころって言っても分かんないですよね…。そもそも僕自身、自分のライブって客観的に見た事ないですし、映像でしか。…だからよく分からないんですけど、その都度その都度一生懸命全力でやって、全力でやったところで「お前、今日、全然ダメだったな」って言われる事もあるし…とにかく、一生懸命やるだけです、私は、常に。…ただ、ケガだけはせずに(笑)去年は指骨折と股間強打と大きいケガを2回もしてますからね(笑)
そうですね、、ケガだけは気を付けてください、活動に支障が出ないように(笑)
ユコ: 私もちょっと客観的なところはどんな風に見られているか分からないんですけど、主観的な…モチベーション的な事を言うと、最近ライブが楽しくて…。今までも楽しかったんですけど、やっぱり自分の至らない部分が多かったりでライブは辛いものが多かったんですね。でも最近、新曲達を連れてライブをやってるとすごく楽しいし、今までやった曲もすごくフレッシュに演奏出来て…。特に今回新しく出したアルバムの曲は、すごく音が自分の中に入ってくるんです。…「ライブをする」という事に関して、ワンステップ高みに登ったのかなという実感があるので、今回のツアーは個人的に楽しみなんですね。
楽しんでいる姿を見てくれ!という事ですね。
ユコ: 多分、良い顔してるんじゃないでしょうか(笑)
ゲイリー: ツアーを楽しむっていう事はですね、僕も今年はテーマなんですよ。せっかく地方に行っておいしい物とか食べられるのに、去年は味とか分からなかったわけですよ。初めてのワンマンツアーでは、緊張ばかりが先行して。だから今年は楽しめるようになりたいですね!
ユコ: も~、それはライブ以外の時の事でしょー!!私はライブ中の話をしてたんだよぉ。
ゲイリー: そっか、ごめん。。
一同: 爆笑
ユコ: そりゃオフタイムはもちろん全力で遊びますけど、ライブ中も…今まではとりあえず一生懸命で必死な部分がほとんどだったんで…自分が楽しむっていう意味では、もっともっと深い演奏ができそうな予感がしてます!!
ではマルさんは?
T様: はい、僕は全く余裕はないですけど…(笑)…僕は一生懸命やるだけ、そうする事しかできないんで。…とりあえず、カッコ良いスパッツ履きます!
どのようなスパッツなのでしょう、楽しみです♪(笑)
ゲイリー: でもマル、パンイチでも面白いかもよ。
ユコ: そうだよ?最終的にパンイチになるのも有りだね♪
T様: 俺はぁ…面白くない。。
ユコ: ホント?最後こう矢島君が脱ぐところでマルも演奏放棄して一緒に脱いでも全然良いんだよ?
T様: そういうのは、いいや。うん、大丈夫。。
(笑)…モーモーさんのライブと言えば、ハジけたパフォーマンスも大きな魅力ですが、どのようにして身に着けたのでしょうか?
ユコ: 打ち合わせとかは何にも無いですよ。ステージの上では各自自由ですね。…あんまりパフォーマンスをしてるという意識はないんです。
ゲイリー: う~ん、多分パフォーマンスが予定調和になった瞬間、全然面白くなくなるんですよね。
ゲイリーさんがドラムの上に乗ってシャウトする、こういうのも自然と湧き上がるものがそうさせるんでしょうか。
ゲイリー: そういうのはですね……その、…ドラムを放棄しても良いところに関しては、やっぱり高い所に行った方が目立つしカッコ良い…。…大体バカは高い所が好きと言いますし(笑)…そんな事ばっかしてるから、上から落っこちちゃうんだろうね。
ユコ: そうだね、もぉ落ちないでくださいね。
ゲイリー: まぁ、今年はそういうのもちゃんと気を付けて頑張ろうと(笑)
(笑)…いやいや、ホントにお体には気を付けて。まだまだ残っていますツアー『31歳、それでも若さを叫ぶ!!Too-Ah!!』…先程あった今でこそ語れる“若さ”、今でしか語れない“若さ”、存分に語って来て下さい!
ゲイリー: 語りたいですけどね。。音楽で何かを伝えるって、思ったより難しいんですよね。…(笑)
ユコ: カッコイイwww!!
ゲイリー: 伝わるといいなぁ。。

【今後の活動】

とりあえず今は…Zeppまでに“どこまで成長出来るか”、ですね

モーモールルギャバン | スタジオラグ
今後の活動のについて、今後も京都を拠点とされてゆくのでしょうか?
ユコ: はい、移る予定はないです。今のところは(笑)
何か京都発信という事にこだわりがあるのですか?
ゲイリー: …結果論ですかね(笑)大学卒業後もダラダラと京都に居続けた結果という。。
ユコ: ただ、京都は青春の地という事で想い出は深いです。…大好きです!
ゲイリー: デビューしてからも特に東京に来いとは、特に言われなかった。。
ユコ: 言われないなら、じゃあいっかー。。みたいな(笑)
(笑)そんな京都でずっと音楽活動を続けて、今や全国区となっている皆さんにとって、京都の音楽シーンはどのような存在でしょうか?
ゲイリー: 独特ですよね~…よく言えばすっごく自由で独創的だし、悪く言えばサービス精神は無いわ根暗だわ…
ユコ: うん、根暗だね~、、でも…嫌いじゃないな!!
ゲイリー: 京都のバンドマンと大阪のバンドマンを比べると大体、京都のバンドマンはちょっとニヒルな雰囲気、大阪のバンドマンは炸裂した感じで、分かり易いよね。
ユコ: そうだね、分かり易い。
ゲイリー: そういうのとか色々全部引っ括めて大好きなんですけど、中々モーモールルギャバンはそういう人達と仲良くなれなかったりするんですよ。。でも、仲良くなってくれる人はすごくコアに仲良くなってくれるんです(笑)
仲の良いバンドさんにはどのような方々がいるんですか?
ゲイリー: バンドというか…『the NO』のコグチ君とか、『sister tail』の妹尾立樹君とか…
ユコ: りっきぃ君は同い年なんです!…こないだ東京でライブをやってたら、隣の箱でりっきぃ君が『LLama』のライブで偶々来てたんです。でもお互い全然知らなくて、「なんでいんの??!!」な感じになったんです。東京で。
ゲイリー: 下北がネガポジのような香りに包まれました(笑)…あと、『スーパーノア』とかも僕らの後輩ですよ。
ユコ: そうなんです、『SMMA』の後輩なんです♪
なるほど、そのような繋がりがあるんですね! それでは、今後の活動の予定や抱負をお聞かせください。
ユコ: そうですねぇ…当面はツアーを乗り切る事です!なんせね…ラスボスがZepp Tokyoなんで、そこに向けて“どこまで登り詰められるか”という事にしか、今は頭が働かないです…
ゲイリー: 一年後のヴィジョンなんて全く持ってないですけど…とりあえず今は…Zeppまでに“どこまで成長出来るか”、ですね。
6月22日…ツアーファイナル!天王山ですね!!
ゲイリー: 今までの最高が22曲なんですよ、アンコール込みで。それ以上、手が動かなくなってね(笑)
そうですよね、演奏+あのパフォーマンスですものね…
ゲイリー: 目標は28曲やりたいんですよ、Zeppでは…。…今回、のっけの大阪から力技で19曲できたんですよ!去年のワンマンツアーは一発目は15曲+アンコール1曲、それが限界だったんですけど。そこから最終的にツアーファイナルでは22曲まで持っていけたんですよ。6曲増えたんです。だから今回は頭から19曲できたんで、そこに6を足すと25曲、でも25曲じゃ足りないんです!じゃあ、もうちょっと頑張るしかないなぁというノリで(笑)
なるほど、それで25曲なわけですね。
ゲイリー: まぁ、最悪アンコールはやる必要ないじゃないですか?本編で燃え尽きたらアンコールは必要無いと思うんです。
ユコ: ここだけの話、あたしはあんまりアンコールは好きじゃなくて…。やっぱり本編で最高潮まで行って、みんなもうお腹いっぱいになったら一番素晴しい事なんで。「もう…感無量や!」ってなってくれたら、それが最高の事なんです!
なるほど、それで25曲と。
ゲイリー: そう、最低25曲。…やべぇ!最低25曲とか言っちゃったよ!!
ユコ: 知~らね♪
(笑)
ゲイリー: …はい、じゃあ頑張ります!言っちゃったもんね、頑張ろう!!言っちゃった方が良いよね、こういう事は!!!…まぁ、実際できるかどうかは、これから見極めが来るからね、嫌でも。ちょっとずつ曲数増やしていって、「あぁ、どうしてもこの壁は超えられなかったか、矢島…」ってポンと肩を叩かれるかもしれないし、「じゃあZeppは23曲にしとこうかな」って言われるかもしれないです(笑)…頑張ります。。
ユコ: 頑張ろう!
ぜひ、成し遂げられる事を祈っております!!