スペシャルインタビュー
スペシャルインタビュー 京都 MOJO 中西 店長
スタジオラグインタビュー・ブッキングマネージャシリーズ第二弾に、京都 MOJO の店長 中西 大治郎さんが登場!13年間、ど真ん中で見続け・聴き続けた男が語る、京都音楽シーンの最前線!
- MOJOさんは今年で何年目ですか?
- 1999年の9月9日がオープンなので、2012年の9月で13周年というタイミングですね。
- もう「老舗」の域ではないですか。
- いえいえ、まだまだこれからですっ!
- 改装されてキャパは増えましたか?
- 約50人分程増えたので、MAX300人位はいけるんではないでしょうか!
- 中西さんが入社されてどのくらいですか?
- 1999年の10月からですね。僕その前は大学出て楽器屋に入って、金沢と仙台の店で、2年半くらい働いていたんですけど、辞めて京都に帰って来て。「ライブハウスで仕事したいな」、というのと「地元で仕事をしたいな」というのはあったけど、あてもなく帰って来て。その時、MOJOの存在を知って、店に行ったら、ウチのオーナーに「来れんねやったらおいで」って言ってもらって。
- 入られた当初からブッキングをご担当で?
- 始めは、色んな仕事をしつつ、オーナーのブッキングの手伝いから始めて、徐々にブッキングをメインでやり始めました。
- もともとブッキングをやってみたいという思いはあったのですか?
- そうですね、興味はありましたね。
- MOJOさんの前は楽器屋さんということで、やはり音楽業界で働きたいという意思はあったのですね。
- 大学でバンドもやってて、音楽関係の仕事がしたいなと思ってました。
- ブッキングというのはやはり、大変なお仕事ですよね?
- 大変ですけど、その分やり甲斐はありますね。
- 一番大変なことは何ですか?
- そうですね、一日一日にどれだけテーマを持って作れるかという所かなと思います。 他にも、一日を良いものにする為に具体的な問題はたくさんありますが、やっぱり最初のイメージっていうのが凄く重要で、それを考えるのは思った以上に大変ですね。 産みの苦しみという奴ですね。
- 逆に醍醐味をぐっと感じられるのはどういう時ですか?
- バンドやお客さん関係なく、会場が一体になる瞬間というのがあって、そういう時ってめちゃくちゃ盛り上がるんですよね!さっきも言った、その日のテーマが見事に的中した時って、そういう感じになる事が多くて。見に来る人にしてみたら、そんな事知る由もないはずなんですが、何か伝わるものがあるんでしょうね。そんな一日を演出できた時は、やっぱり興奮するし、グッと来ます。また頑張ろうって思えます。 あとは、MOJOで頑張ってるバンドが、単純に良いライブする様になって来たのを感じた時やったり、イベントを自ら企画して来た時とか。 バンドと気持ちの通うやりとりが出来てる時は嬉しいですね。『音楽と人間』というのが、当初からのMOJOのテーマなので、バンドとの信頼関係というのは大切にしたいですね。
- バンドと夢を共有するという感じですね。現在は中西さんお1人でブッキングされているのですか?
- 今はもう一人と二人でやってます。
- お二人の担当として、どういう分担をされていますか?
- 基本的にそんなはっきりと分担しているという事はないですね。 まあそれぞれに得意なジャンルや、性格みたいなのもありますから、自然と分かれて来るという部分があるというくらいで。
- ジャンル的には中西さんはどのあたりを?
- 色々いけます!笑
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