対談インタビュー
対談インタビュー マーティーブレイシー
今回はスタジオラグのドラムスクール講師としてもおなじみのドラマー、マーティー・ブレイシーさんをお迎えして「マダム」ひかると、アシスタントのHIROCKによる対談の模様をレポートいたします。
![]() | みなさまごきげんあそばせ。わたくし、本コーナーのオーガナイザーをつとめさせて頂く「マダム」ひかるです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。このコーナーは毎回毎回、素敵なアーティストをお招きしてはアシスタントのHIROCKとともにその真の素顔に迫る、というなんとも恐ろしい趣旨となっております(笑)どうぞ最後までごゆっくりとお付き合いくださいませ。 さぁ、それではHIROCK。皆様にご挨拶を。 |
![]() | は、はい!みなさんはじめまして!ただいまご紹介にあずかりました「北白川店番長」こと戦う歌姫、HIROCKです!!よろしくお願いします。 |
![]() | さて、今宵のお客様は、河原町店の一階でたまに見かける背の高い外国人のおじさん。練習に来ている若い子達が、「この人だれなんやろう?」と思いつつ、ソファの隣の席に座っていても、聞く訳にもいかない。多分ナゾの存在だと思うマーティー・ブレイシーさんにお越し頂きました。 |
![]() | こんにちは、マーティーブレイシーです!! |
![]() | 実はわたくし、最近マーティーにドラムを習いはじめたの。これが結構ハマっちゃって。HIROCKも、マーティーにバンドの手ほどきを受けた事があるのよね? |
![]() | そうなんです。一緒にライブまでさせて頂きました。 |
![]() | あの時はただ純粋に音楽を楽しんでもらいたい。そのガイドの役目になれれば、と思ってたのね。みんなで一つになって演奏をしてもらうことが、僕の目標だったの。自分たちの色を出しやすく、そしてまとまって欲しかった。 |
![]() | マーティーさんからはいろんな事を教わりましたね。あれ以来、毎回ライブの前にはミンナで集まって「ひとつになろう!」って気持ちでライブをやっています。 |
![]() | そう、それは言い換えればつまり「アンサンブル」する、ということ。ひとりひとり、というのじゃなくて、「4人がひとつになる」っていうこと。 |
![]() | そうですね!4人がひとつになる!何か、スゴく印象的だったんですよ、その言葉が! |
![]() | すごい大切よ、それ。一人で目指してんじゃなくて、バンドでしょ。そのバンドの存在を、一つの味にする。例えば鍋だったら、野菜とか魚とか肉とか、いろいろ入れるけど、一つのものなってるでしょ。一つの味になってんの。それ、バンドと一緒。キャベツだけで食べたらおいしい、じゃなくて、メンバー全員で一つになる。 |
![]() | その例え、分かりやすいわね! |
![]() | 割とアマチュアの子達はね、自分のことだけで精一杯なってんのね。そうじゃなくて、その中でコミュニケーションとか、アイコンタクトして。バンドメンバーが仲良くなってんなら、お客さんも「僕たちも入ろう」って、なる。皆が別々の世界だったら、何かもうバラバラ。いい演奏にならないし。 |
![]() | ほんと、貴重な体験させてもらったわよね。HIROCK! |
![]() | そうなんです。個人的にもすごいファンで、もっと多くの人にマーティーさんを知ってもらいたいのと、そういうかっこいいマーティーさんがいるスタジオラグ。それはもう、スゴいことだと思うんですよ。普通に音楽してて、いつかこういう風になりたいっていう存在が、普通にスタジオに行ったら会えるっていうのが、やっぱりスゴいことやと思うんで。 |
![]() | 例えば東京のスタジオの場合だったら、プロの専属のスタジオ行ったりとかで、同じ場所でアマチュア達と、って所は滅多にないですよ。今はスクールやライブを通して演奏者として今まで得た色んなこと~人生とか幸せなこととか色々~、を皆に返したいのね。「give and take」ということで。だから、高校生でもだれでも、いつでも気軽に声かけてね! |
![]() | スゴい嬉しいですね! |
![]() | そしたら皆声かけやすいよね。 |
![]() | このラグのスタジオはね、自宅のリビングルームにいるような、すごくリラックスさせるのね。リハーサルが終わったバンドとか、これからスタジオ入る人とか、皆そこで会うでしょ。誰かと出会ったり、話したり。ここにはそのリラックスの雰囲気がある。俺もスゴい嬉しいし、ここのスタジオの魅力的なところ。 |
![]() | そういうスタジオは東京にもあまりないのですか? |
![]() | 今迄の経験としてね、ロビーはスゴくオフィスみたいなセッティングなってるのね。それぞれのコーナーで、僕たちこっち入ろう、別のグループはあっちという、何か隣と透明な壁がつくられたみたいな感じで。 |
![]() | 広いところで別々にって感じなんだろうね。うち、狭いもんね。摺り合わせるしかないっていうか(笑)。 |
![]() | でもそれが、逆にいいんですよ。 |
![]() | 何となく親密になっちゃうよね。 |
![]() | ソファの雰囲気とか、置いてるテーブルとか、ホント家に帰りましたよ、みたいな感じがする。 |
![]() | うれしい!ありがとうございます!! |
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