スペシャルインタビュー jizue 5/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー jizue
jizue | スタジオラグ
納得させてやろう、と。
粉川:そっちの方がかっこいいです。
片木:あまりにDOPEな方に行き過ぎると、ノイズ音楽とかになりすぎると、聞きにくい、聞けへんって言う人がやっぱり多いと思うんで。例えばキャッチーなメロディであったり、すごくリズムが好きとか、何か聴きやすい、入りやすいきっかけを持って、やりたいことをできたらいいな。
粉川:そこのバランス感覚は、僕らは武器やと思ってます。マニアックさと、キャッチーさと、そのバランス感覚をうまいこととっていきたい。
いろんなリスナーにも聴きやすく、マニアックなリスナーも伝わる音楽ですね。今後のjizueの活動の抱負をお聞かせいただけますか。
粉川:方向性はマイペースにこのまま多分。好きなものを集めてキュッキュッキュッと行くと思うんですけども。活動的にはどうだろうね。
井上:やっぱ沢山の人にもっと聴いてもらいたかったりするんで、もちろんフェスも出たいですし、もっと大きなステージで、楽しいことできたらな、出来ていけたらな、という感じですかね。
片木:もっと上手ならなあかんな。もっともっと一人一人が上手になって、もっともっとクオリティの高いものができて、いける世界に行きたいな。
最後に、jizueさんのように、全国デビューを目指して頑張るバンドマンに、応援メッセージをお願いします。
井上:僕らがまだ応援してほしい感じです(笑)
粉川:下を育てていかなあかんねんて。
片木:そんなに偉くないし(笑)畏れ多いな、そんなこと言うの。
粉川:18歳の子とかな、いる訳やんか。始めたての子とか。
井上:なるほどね。音楽というのはね、やった分だけ自分に返ってくる、絶対楽しいもんやし。大学の子とかも、めっちゃかっこいいことしてんのに、卒業したら音楽やめちゃうとかもったいないなっていうのが、すごく思うんですよね。せっかく仲良くなってかっこいい音楽やってんのに、「卒業したらやめるんですよ」みたいなのって、もったいないなと。ちょっとしんどくても続けたら絶対楽しいことができるので。僕らもおっさんになっても頑張っている訳ですし。続けていくことがすごく大切じゃないですか。
山田:おれはそうは思わへん(爆笑)僕は、バンド活動を学生時代からやっている人も多いと思うんですけど、バンドやめた瞬間に楽器までやめちゃう子がすごい多いんですね。そういうのは、何か違うなと思って。おっちゃんなるまで楽器続けて、皆が楽器やったらもっとすごい幸せな世界が広がるのにな、と思います。
片木:それは違うよな?(笑)
粉川:僕はそうは思わへん!(爆笑)僕はね音楽はそんなに甘っちょろいもんじゃないと思うですよ。音楽だけじゃないけどこだわりを形にするって。こだわりのモノってこっちから探しに行かないと出会えない事が多いんですよね。そうゆう本物を感じて選んで吸収して感性を育てる事の大切さを伝えていきたいですね。物も情報もあふれ返ってる世の中ですからね、小さな感動は割と簡単に見つけられるし、そうゆう情報は暴力的にどんどん流し込まれますしね。でも本物ってすごく感動するんですよ。本物が人にくれる感動ってすごいと思うんです。例えば、素材、工程、もてなしまでこだわり抜いて作られた焼きたてのパンと、スーパーで安売りされてる大量生産のパンみたいな。そうゆう本物を探して、吸収して、また作っていくってすごく大変な事だと思うんですがとても素敵な事だと思うのでそれをメッセージしたいですね。
片木:私がピアノをしてきてずっと言われたのは、自分の気持を表現したい。クラシックは再現したり、その時代背景とかその思いを再現するには絶対テクニックが必要やって言われたんですよ。どんだけ思って表現したくてもそれが手から出て来いひんかったらやっぱり伝わらへん。意味がない、じゃないけど伝わらへんし、上手くなりたいなと私は思います。かといって3コードとかでも伝わる音楽もあるし、難しいですよね...
粉川:… 難しいですよね、音楽とは?みたいなことなので。僕らもこれからも探していきます!あと、9/29ツアーファイナルはラグで、初共演となるNABOWAとのライブで僕ら自身めっちゃ楽しみにしています。間違いなくいいライブをしますので、是非来てください!
ありがとうございました!
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