スペシャルインタビュー jizue 3/5|スタジオラグ

スペシャルインタビュー jizue
jizue | スタジオラグ
今回の音源をどういうリスナーに聴いてもらいたいですか?
片木:ジブリみたいに、皆好き、みたいな。ちゃんと心に響く、それぞれの年代とか性別とか国とかも超えて、皆が何かいいなと心に届く。皆に聴いて欲しいな。
粉川:ジブリは子供からハードコアの人まで聴くからね。懐が深いな、ジブリは。
特にこの作品ということでなく、普段のスタンスとしてジブリ的というのがあるのですか?
井上:ジブリが愛されるその理由というのか、そういう愛され方が理想かな。もちろん日本ぽいところも。
粉川:割とハマるかな、色んなことが。
井上:ほんわり、あったかい、感じですか。
粉川:でも強いんですよね、ジブリは。
この後もリリースツアーが控えてると思いますが、音源とは違うライブでの見どころ、聴きどころをお聞かせください。
粉川:やはりダイナミクスじゃないかと思います。CDのヘルツ内に収めきれない下から上までの。
山田:CDって聴く環境によっても違いますもんね。小さい音で聴かれたら、すごい大人しい綺麗なメロディの大人しいバンドなんやな、という印象ついちゃうと思うんですけど、ライブでは自分らの100%思ってる形を直接伝えられる場所なんで。それを感じてもらえたら。
井上:楽しそうに演奏している、真剣に演奏している、のがすごく表情に表れているんじゃないかと。
片木:エネルギーやね!
井上:見ててもきっと楽しんでもらえると思います。
即興的な要素は多いのですか?
粉川:ソロパートが一応あったりはするんですけど、そこまで、こっからここまではインプロみたいなところはないですね。
井上:ひやひやするところなんかはね、テンション上がってそんなんやってないやん、とか(笑)サイズは守りますけど。サイズ内で遊びたがるしね。
片木:びっくりさせっこしたいね。
井上:確実に音源とは違うこともしてます。
ところでバンド名の「jizue」はどういう意味なのですか?
山田:元々サッカーで繋がっててjizueを結成した時に、もう一人ヴォーカルもいたんですけど、その人もサッカーで小学校からの幼なじみで4人でやってて、サッカーに関する言葉を使いたいと思ってて。ジダンの愛称がジズーっていうんです。スペルは違うんですけど、それをスペルをもじって、「ジズー」という響きだけ使わしてもらったという。
井上:ごくいい選手なんですよ、ジダンっていうのは。世界が愛する選手です。
山田:失礼ながら普段あの若さで禿げててどうしようもない人間やのに、フィールド立った瞬間もうスターっていう。あの存在感、僕らも普段どうしようもないけど、ステージ立った瞬間jizueとして認められるっていう意味合いもあやかってなんですけど。
jizueさんの音楽性は、様々なジャンルのエッセンスが入り交じりつつも、日本的な要素とか統一された世界観とかもある独創的な音楽だと思うのですが、こういった音楽はどのように生まれるのでしょうか?
井上:曲のタイトルとかがつけやすかったりして。僕とかやと、曲を作りたいなと思って作っている時に起こったこととかが、メロディに出てきたりとか。こういうメロディをつけたい、というよりもメロディを考えたらそうやった、っていうのが多いですね。その時の心情であったりとか、起こったことが曲になって出てきて。後から聴いても、あの時は楽しかったなとか、あの時失恋したんやとか。そんなんが多いです。「En」とか楽しい時期やったし。「Tower」はさみしい時期やったし。
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