スペシャルインタビュー SKULL CANDY 3/4|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
SKULL CANDY | スタジオラグ
それをマイクで拾う?珍しいですね!
TATSUYA:ソフトウェアでやってしまった方が早かったんですけど、それだとよくあるディストーションになってしまうので、ちょっと変わったことをしてみようと。あと、コーラスも今までないようなパターンのコーラスを入れています。その時その時で、レコーディング中に録りながら「これ入れてみよう」というのを試したり。今までは主旋の、ヴォーカルのメロディーにダブリあてたりしてたんですけど、コーラス薄めで。今回は主旋は1本でいって、コーラスを重ねるとすごい広がりが出るということに気付いて。自分ら的に初めての発見やったので、コーラスも実は聴いて欲しいポイントです。
MAKI:「ルルラ」の間奏なんですけど、「ぷくぷくぷくぷく」という音とか入れたり。
TATSUYA:夢の中の憂鬱な気持ちというか、夢の中のふわふわした感じというか。そういうのを表したくて、ジュースのカップあるじゃないですか、あれに水を入れてストロー挿して、ポコポコポコと吹いて。
それを録ったのですか?
MAKI:何度も重ねて。微妙に音が違うんですよ。ぷくぷくの吹く息の感じで。
TATSUYA:それを何本も録って重ねて(笑)いい感じのふわふわした感じになりました。
映画のMAみたいですね。
TATSUYA:結構遊び心も入れて。
それもレコーディング中に思い付かれたアイデアですか?
TATSUYA:これはずっと前からやってみたいことの一つであって(笑)。どのタイミングで入れようかなって、今まで合う曲もなかったんですけど、今回やっと「これだ!」みたいな感じで。
「ほろ苦い」というアルバムコンセプトですが、レコーディングの作業自体は楽しんでやられた感じですね。
TATSUYA:「×××」とかのヴォーカルを歌う時は入りこんでやって、サウンド作りは遊び心も入れて。
この「ぷくぷく」はライブでも?
TATSUYA:ライブではさすがに聴こえないと思います(笑)
MAKI:めっちゃ重ねてるし(笑)
リリースに伴うツアーも決定していますね。
MAKI:10月20日からです。特にさっきも言った「ロックスター」と「YEAH!!YEAH!!YEAH!!」はライブを思って作った曲なんで、一緒に一体になれるような感じで、アルバムを聴いて是非ライブに来ていただけたら、さらに一緒に楽しめるんちゃうかなと思っています。