スペシャルインタビュー 騒音寺 4/4|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
騒音寺 | スタジオラグ
3/16より、新作を引っ提げての全国ツアーも始まります。場所によっては4人編成では初お披露目のハコもあると思うのですが、ツアーへの意気込みや、見どころ・聴かせどころをお聞かせください。
タム:このツアーは磔磔ワンマンで始まって、ファイナルは新宿ロフトでワンマンです。その間も北は北海道、南は沖縄まで、全国まだ行ったこともないとこへも行くし、「これが騒音寺のベスト、ツアーもベストツアー」みたいな集大成的な感じがすごいあるんで、バンドマン生命かけてやろうかなと思ってます。地元でワンマン出来て、ロックバンドの殿堂であるロフトでファイナルをワンマンでできて、ロックバンドとしては最高のお膳立ては出来てると思うんで、しかもベスト盤でっていう。騒音寺のバンド史の中でも、このツアーはすごい分岐点になるなとは思ってるんで、是非楽しみに待っといてください。
こーへー:4人になって、今までのファンの方も不安であったり、騒音寺大丈夫かな?っていう声ももちろんある訳ですけど、その人達を安心させに行きたいと言うか。「いやいや待て、もっとかっこようなっとるっちゅうねん!」と。
タム:これが当たり前、これが騒音寺やっていうのを確立するツアーにしたい。5人の時とか4人の時とか、そういうのをとっぱらって、「これが騒音寺です」と堂々と言う。クオリティを全部上回ってやれるツアーにします。
騒音寺は約20年の活動歴を誇る、まさに京都を代表するバンドだと思います。ほとんどのバンドが解散していく中、メンバーチェンジを経ながらもバンドが継続する秘訣は何でしょうか?
こーへー:ヴォーカルのナベさんの、飽くなき音楽愛。ロックンロールへの愛と、あの人の求心力と言うか。
タム:人を集める、引き寄せる能力がありますね。
こーへー:タムさんにしても僕にしても素之助にしても、ナベさんの作る音楽とかナベさんの後ろで演奏することが楽しくてやってる。それが大きいですよね。
タム:あの人の作る音楽が好きやから、それがある限りは騒音寺は続くと思うし。
ナベさんのカリスマ性ということだけなら、ソロとして活動するということもあり得ると思うのですが、「バンド:騒音寺」として続いているのがすごいと思います。
こーへー:メンバーチェンジの度に、多分「終わる」という選択肢は1回もなかったと思うんですよ、ナベさんは。続けるのが本当に「当たり前」でやってはるんで。
タム:さっき言った中にもあったけど、歳が皆離れてるからいい意味で大人な関係はできてるかな。例えば同い年同士とかだったら、ほんの些細なことで揉めたりしてそれが原因でバンド抜けたりとか、そういうのが結構あると思うけど、歳も離れているしお互いのフィールドが尊重されている。役割が明確で、誰かがそこに割り込むことはないし、誰かが困ってたらサポートできる。そういうのが皆分ってるから、それが上手いこといっている原因かなとも思うんですけどね。
タムさんはHoney Makerの活動も並行していますが、騒音寺として、今後どういった活動をしていきたいですか?どういったことを目指していますか?
タム:やっぱり一人でも多くの人に見てもらって、聴いてもらうことですね。それが一番大きな目標。ギター1本でどれだけできるかという挑戦も、Honey Makerはツインギターでやってるけど、騒音寺の場合はギター1人で、ドラム・ベースも含めてどこまでできるかも、どんどんやっていきたいなと。どれだけ騒音寺の音楽に自分が入っていけるか、引き寄せるんじゃなくて、どれだけ飛び込んで騒音寺のサウンドをかっこいいものにできるか、今後もっと追求してやっていきたいなと思います。
こーへー:元々ロック好きな人から、あまり触れたことのない人まで一度聴いてみて欲しいし、もっと大きく言えば、普通にロックンロールの流れてるような世の中になれば(笑)
タム:いい意味で、「特別」じゃないものにしたい。ごく日常に根付いているものにしたいっていうのは常にあるし。多分アメリカとかイギリスとかっていうのは、ロックとかが当たり前のように日常にあると思うし、仕事終わって1杯呑みに行くのがパブとかライブハウスだったりするじゃないですか。それも自分達の生活にある訳で、それが日本には希薄だなと僕は思うんです。約束するとかじゃなくて行きたい時にふらっと寄れて、ふらっと音楽に接して楽しむというのが、ロックの一番いいとこだと思うんで、そういう風になればと。
最後にこのインタビューを目にするバンドマンにとって、騒音寺はもう大先輩に当たると思います。皆さんのような存在を目指して頑張っている、若きバンドマン達にメッセージをお願いします。
こーへー:いっぱいライブハウス行って、いっぱい音楽を聴くことですよね。俺ら先輩だぜとか全くないんで。若い子らと共演する時も、カッコええな!と素直に思って楽しんでいる自分もいるし、大学生のバンドであってもかっこいい部分っていっぱい持ってるんで。逆にこっちが教えてもらうことも多い。
タム:長くやってるからといっても、会社じゃないんやし、役職がある訳でもないし(笑)ロックなんて1日で全てを変えることのできるもんだと思うし。自分の中で音楽がどの位置、自分の生活の中でどういうところを占めているかをしっかり考えてやれば、いいんじゃないかと。スタンスなんてひとそれぞれある訳やし、ライブハウス行って、色んな音楽聴いて、楽器触りまくってやってください。
ありがとうございました!
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