スペシャルインタビュー Acita 2/3|スタジオラグ

スペシャルインタビュー
Acita | スタジオラグ
6/5リリースとなりましたNew Album「fly leaf」についてお伺いしたいと思います。まずはリリースおめでとうございます!
一同:ありがとうございます!
約1年ぶりのリリースとなりますが、リリース直後の感想としてはどのような心境ですか?
Taiki Nakano:どきどきですよね。どう伝わるんだろうとか。前回の作品から約1年経っているので覚えていてくれているのだろうかとか…。心境としては色んな意味でのどきどきですね。でもまたアルバムを作れて、自分たちの曲を世に出せる、残せるという事は本当に幸せな事だと感じています。
前作「Lampchord」もそうですが、今作の「flyleaf」も収録曲のタイトルではないのですね。「flyleaf」にはどのような意味が込められていますか?
Aoi Onoda:今作から全国リリースということもあり、たくさんの方に結成から3年間の僕たち「Acita」というバンドをこの1枚のアルバムを通して知って欲しい!という気持ちからアルバムのコンセプトそっちのけで収録曲を選んでいきました。その後、収録曲は自信を持って決まったもののコンセプトが思いつかず、まさに白紙状態でアルバム名の決定に行き詰まっていたところ「白紙=flyleaf」と辞書で発見しこれだ!となったんです。後付けかもしれませんが、今作「flyleaf」はリスナーの皆さんには「白紙=flyleaf」のように先入観なしでそれぞれの感じ方で曲を聴いていただきたいですね。
バンド名「Acita」も、そのままの英単語はないと思いますが、どのような意味でしょうか?
Aoi Onoda:はい、造語です(笑)心機一転、バンドを頑張っていこうと決めた時にメンバーそれぞれのアイディアをまとめて①前向きなイメージ ②響きのいい日本語 ③3文字 というこだわりが出て、「明日」って言葉いいよね!ってなったんです。それを英語にして最終的にバンド名を「Acita」としました。個人的には覚えやすさも気に入ってますよ。
バンドロゴ、アルバムジャケットとも一貫して次のページをめくる、見え隠れしている「Acita」の次の姿が露になるという印象を受けますが、常に進化し続けているということの象徴でしょうか?
Aoi Onoda:そうですね、おっしゃるとおりこのページをめくるロゴのようにAcitaは常に進化し続けていきたいです。ページをめくっていくのは僕ら自身でもあり、曲を聴いてくださるみなさんでもあると考えています。ちなみにこのバンドロゴはメンバーの中学時代の恩師がデザインしてくれました!ありがとうございます!
今回の作品制作にあたり、新たなチャレンジはありましたか?
Aoi Onoda:今作「flyleaf」ではAcita初となる「July」というインスト曲を収録しています。さきほどコンセプトそっちのけで収録曲を選んだと言いましたが、このトラックがあるべき場所に配置されていることによってこのアルバムを綺麗にまとめてくれているんです。様々な解釈があると思いますがこのトラックは重要な役割になっていますのでそれを踏まえて何度もこのアルバムを聴いていただけると嬉しいです。
収録曲は8曲と、ミニアルバムにしては多く、フルアルバムとしてはやや少ない楽曲数ですが、あえてこのサイズを選択した理由をお聞かせください。
Taiki Nakano:スタッフの方と相談で決めました。僕らの製作体制としてはアルバム、シングル関係なく1曲ずつ取り組んでいます。今回の場合は「7曲入りのアルバム」という話を伺い、アルバムの制作が始まりました。ただ7曲目の「July」というインスト曲があるのですが、もう1曲「この曲を入れたい」と僕らが申し出て1曲プラスになり、結果8曲になりました。ミニアルバムでもフルアルバムでもない作品だなと完成してから感じています。どっちつかずですよね。1曲1曲が個性を強く出している作品だなと思います。
個性の強い曲、例えばどのような楽曲が収録されていますか?
Taiki Nakano:曲そのもの全てリスナーの感受性におまかせしています。その人が聴いて感じて頂いた事がきっと僕らの全てです。